マテリアル・クライシス〜しっぽとテロリスト〜


知り合いから微妙に勧められた本
絵師がそいつの好みの瑚澄だったからと思ったのは読んでから気がついたり(^_^;)

ジャンル的には近代魔法物
どっかの実験室が新発見をしたのを機に誰にでも簡単なものなら使えるようになったという話
これだけなら護くんに女神の祝福をのベアトリクスとの共通点を感じられる(肉体強化や免疫力強化にも使えるので)
ただ、この世界では肉体に存在するマナしか使えないのと道具がないとほとんどが使えないんですがね

しかし、一部の人は道具なしでも使えるわけですが(要するに体内にあるマナが膨大な人やある特定の魔法に対してのみ特化されているような人)
主人公もその一人であるわけだが

世界観は結構ベタベタですね。
受賞作品だからかもしれませんが、そういう感じを受けます。
ただ、化石燃料にのみ貿易を頼っている国の行く末をみる感じです。流石テロ物として紹介されているだけありますねw

見所は特にない!!!
と思った自分は駄目ですね。
敢えて言うならテロらしい自爆テロをやったくらいでしょうか?ライトノベルでこの手のことをするのは珍しいかと
後は…しっぽの感情表現ですかね
正確には髪のですが。炉ヒロインの無意識魔術で感動と連動しているらしく、よく動きます。
ただ、設定上見た目は中学生にしかみえないので、動物を愛でる以上の視線を送るのはロリコンの気質があるので気をつけましょう(^_^;)
総評
個人的にはラストへのつなげ方が悪いと思うが世界観的にはまぁまぁ好みの作品


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